2019年04月29日

スズキ レッツ2 エンジンオーバーホールに挑戦!

とある事情でヤフオクで落札したSUZUKI レッツ2のエンジンを暇なのでオーバーホールすることにしました!

以前アドレスV50(CA42A)の4サイクルエンジンのオーバーホールをしたことがあるのですが、2サイクルエンジンのオーバーホールは初めてです!

まぁ4サイクルエンジンのオーバーホールに成功したんだから、2サイクルエンジンのオーバーホールぐらい余裕でしょ!って感じですることにしました(^^♪

ちなみに使用した工具はこちら
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どちらも100均で購入したものです。

これにピストンピンを抜くときに、サークリップを外すためにラジオペンチを使用しました。

たったこれだけの工具だけでエンジンオーバーホールすることができます。

特殊工具などは必要ありませんので、気軽にエンジンオーバーホールに挑戦できると思います。




ヤフオクでエンジン落札

このエンジンの素性は、事故によりフロントをやってしまったが、エンジンは絶好調だったとのこと。

まぁ個人が言うことなのでホントかどうか判りませんが、評価が良かったので信用して落札しました。
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因みにエンジンの降ろし方はこちらの記事に詳しく紹介してますので参考にしてみて下さい。

レッツ2 エンジンのオーバーホール

まずファンカバーを外します。

プラスのネジ3個で固定されているんですがこれが結構固い!
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ネジ山を舐めないようにしっかり押さえながら緩めます。

ファンカバーを外して、手でファンを回してクランキングさせてみるとスムーズに回りました!
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手でファンを回すことができたってことは、とりあえずエンジン焼き付きはないということなので、ひとまず安心です。

次にシリンダーヘッドカバーを外します。

10oのナット4個で留めてあります。
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いや〜2サイクルエンジンは4サイクルエンジンと違って、バルブのタイミングを合わせたりしなくていいから楽でいいわ〜

4サイクルエンジンはバラす前に、合いマーク合わせてピストンを圧縮上死点に合わせる必要がありますが、2サイクルエンジンは特に何も考えずにバラしていきます。(2サイクルエンジンはバルブもカムもないからね)

ヘッドカバーを外してみるとカーボンがびっしり堆積していました!
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ヘッドカバーを外したらシリンダーを手前に引いて取り外します。

ピストンヘッドもカーボンで真っ黒です!
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シリンダー内部は傷はなくきれいな状態でした。

ピストンの状態を見てみると、ヘッドの部分はカーボンで真っ黒ですが、スカートの部分は傷もなくキレイです。
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コンロッドやクランクもかなりキレイでした!

ピストンリングも大丈夫そうです!

次にピストンを外していきます。

まずピストンピンを抜くためにサークリップを外します。

このサークリップってどうやって外すんですかね?

僕はラジオペンチで挟んで、少しずつサークリップの切れ目が出てくるまで回してます(^^ゞ
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切れ目が出てきたらペンチで先を挟んだまま、内側に巻くようにリングを縮めて取り外します。

このやり方が正解なんだろうか?

サークリップを外したら反対側からピストンピンを押し出してピストンを外します。
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カーボンで真っ黒です!
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このピストンとシリンダーヘッドのカーボン除去をしていきます(>_<)

確かカーボン除去専用のクリーナーがあると思うんですが、あいにくそんなものは持ってないのでガソリンでカーボンを除去します!

プラグホールにプラグをねじ込んでガソリンが漏れないようにして、ガソリンを浸してしばらく待ってからヘラでカーボンを削り取りました!
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かなりの量のカーボンが堆積してます!

前のオーナーが全然エンジンを回さなかったのか、それとも粗悪品の2サイクルオイルを使用していたのか?

7年以上乗り続けた自分のエンジンはここまでカーボンはなかったけどな〜(思いのほかキレイだったんですよね〜たぶん高回転までガンガンに回していたからか?)

そのあとに1,200番の耐水ペーパーで軽く磨いておきました。
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これで見違えるようにきれいになりました(^^♪

さて次はピストンヘッドか・・・

ピストンもガソリンとブラシでゴシゴシしたんですがなかなかキレイにならないので、2000番の耐水ペーパーで磨いてカーボンを落としました(>_<)
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ここでボアアップキットを組もうかどうか悩んだんですよね〜

でも新聞配達とクロネコメール便で使用するのがほとんどなので、まぁこのままでいいかな〜

ノーマルのままでも十分パワーあるし。

もしボアアップに興味があるならこちらを参考に

SUZUKI レッツ2ボアアップキット


たぶんレッツ2で最強のボアアップキットはこれだと思います。

ピストンの組み込み

シリンダーヘッドとピストンのカーボンを落としてキレイになったので、ピストンを組んでいきます。

まずピストンをコンロッドに組みます。

ピストンピンを刺した状態でピストンの矢印を下に向けてコンロッドにピストンピンを差し込みます。
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ピストンの形状は上下一緒に見えるけど矢印の意味があるんだろうか?

まぁ意味があるから矢印があるんだろうけど・・・

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ピストンピンを差し込んだらサークリップを挿入して固定します。

しかしここで思わぬ事態が・・・

サークリップがはまらん!

サークリップを手でハマるところまでハメて、あとはリングを押し出してハメるんですが、爪が長くてやりにくい!

クッソ〜ここには爪切りがないし・・・

サークリップが爪と指の間にハマってかなり手こずりました(>_<)

ぬかったわ〜作業するときは爪を切っておかないといけんかった・・・(反省)

ピストンの組み込み作業の動画はこちら

何とかピストンを組むことができたので、今度はシリンダーを組みます。




シリンダー組み込み

シリンダーを組む注意点ですが、ピストンリングをちゃんと指定の位置にハメないとシリンダーがハマりません!

このポッチに気づかずに強引にシリンダーをハメようとすると、シリンダーに傷が入ったり、ピストンリングの変形、破損に繋がるので気を付けましょう。
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まぁちゃんとピストンリングが決まった位置にないと、シリンダーをハメるのは無理だと思う・・・たぶん。

ピストンリングを指で縮めながらゆっくりシリンダーをハメていきます。
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シリンダーヘッドをハメたら、ちゃんとクランキングできるかファンを回して確認します。
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2サイクルエンジンは4サイクルエンジンと違って、バルブのタイミングとかタペット調整の必要がないので楽ですね〜

エンジンカバーをハメてエンジンオーバーホール完了!
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とりあえず問題なくオーバーホールが完了しましたが、実際にエンジンを載せて確認してみないと成功かどうかは判りません!

まぁ大丈夫でしょう!・・・たぶん・・・(^^ゞ

現在積んでるエンジンがダメになった時のお楽しみですね〜

でも今乗ってるレッツ2はもう7年以上使用してますが絶好調なんですよね〜

毎日新聞配達とクロネコメール便の配達でメチャクチャ酷使してるのに、一体いつになったら壊れることやら・・・

2サイクルエンジンはオイル管理さえしっかりしておけばかなり長持ちします。

オーバーホールも素人でも比較的簡単にできますし、ヤフオクなどで中古エンジンに乗せ換えるだけなら1時間あれば余裕です。

僕も素人ですがエンジン載せ替えなら1時間でできると思います!(たぶん・・・(^^;))

エンジン降ろしの動画をYouTubeにアップしてますので参考にしてみて下さい!

あと作業するときは自己責任でお願いしますね〜



posted by 頑張るマン at 21:27 | Comment(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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